目次
INDEX
「育たない営業チーム」から「強い営業チーム」へ -売上向上のための営業研修ナビ- » 強い営業チームをつくるノウハウ集 » テレアポは時代遅れではない!現代でも有効な理由を解説

テレアポは時代遅れではない!現代でも有効な理由を解説

テレアポ(テレフォンアポインター)は時代遅れと言われることもありますが、実際はそうではありません。ここでは現代におけるテレアポの有効性に迫ってみました。

テレアポが時代遅れといわれる理由

そもそも、なぜテレアポが「時代遅れ」と言われることがあるのか、その理由を探ってみましょう。

インターネットで情報収集できるようになった

インターネットの登場と普及により、現代では求めている商品やサービスを誰もが簡単にネット検索で探せるようになりました。
その利便性や情報拡散力によって、企業はわざわざ電話を使って商品やサービスの提案をすることが少なくなりました。

情報の伝達手段としてメールやSNSが発達した

インターネットの普及と同時にさまざまな形態で広がりを見せたのが情報伝達手段です。現在ではメールのほかに多様なSNSが利用されており、特に個人の間では電話よりもむしろメールやSNSのほうが日常的に用いられています。そんな中、現在ではたまに電話がかかってくると困惑したり、いやがる人も増えてきました。電話でのコミュニケーションが減少したこともあり、テレアポも時代遅れであると捉えられがちです。

アポ獲得率や商談の成約率が低い傾向にある

例えばメールやSNSを使えば、1つのメッセージを数多くの人に送信したり、拡散したりすることができます。しかし、テレアポはそうはいきません。電話を1軒1軒かけているため、長時間にわたって業務を行ったとしてもアポの獲得や商談の成約が少ないこともあります。
電話をかけたとしても話を聞いてもらえなかったり、ガチャ切りされたりと、ストレスを感じるスタッフもいることでしょう。
成果につながりにくいイメージがある点もテレアポを時代遅れと感じる要因かもしれません。

トークスキルやリストなど事前準備が必要

テレアポをする前にはリストなどの事前準備が欠かせません。
まず、電話をかける企業のリスト作りを行った上で、各企業についての分析も必要です。
そして何より求められるのがトークスキルです。
リストにはトーク内容も記載しておくべきですが、想定される質問や返事とはかけ離れた言葉を言われるかもしれません。
しかし、こうしたリストの作成やトークスキルも、インターネットを利用する場合には不要となります。公式サイトに入力フォームなどを設置しておけば、広く企業の目にもとまります。
こうした点もまたテレアポを時代遅れに感じさせる1つの要素です。

Webマーケティングの台頭

テレアポが時代遅れと言われることに大きな影響を与えているのが、近年のWebマーケティングの台頭です。
Webマーケティングとはその名の通りWebサイトを中心に行われるマーケティング活動を指します。
動画サイトにしてもSNSにしても、その多くに広告がついているのを見かけない日はありません。
コンテンツを通じて大量の顧客を獲得できる可能性があるWebマーケティングは、企業が最も注目し、力を入れている分野と言っても過言ではないでしょう。

テレアポは時代遅れではない!

ここまでテレアポに持たれている「時代遅れ」というイメージについて説明してきましたが、重ねて言う通り、テレアポは決して時代遅れではありません。その理由に迫ってみましょう。

まだまだデジタル化が進んでいない日本

現代社会においてパソコンやタブレット、そして特にスマートフォンは手放せない存在となってきました。
しかし、こうしたデバイスの普及がどの年代にも広がっているかと言えば、必ずしもそうではありません。
例えば50代以上の年代はまだまだデジタル機器を使いこなせていない人が多いと言われています。
50代以上と言えばちょうど管理職や経営者などに多い年代です。
こうした世代には電話による連絡やコミュニケーションにも親しみがあるため、若者には敬遠されがちなテレアポが逆に有効に働くことも考えられます。

直接相手と話ができる

電話で直接相手と話せるのはテレアポの最大のメリットと言えるでしょう。
現代ではインターネットに大量の情報が氾濫しており、Webマーケティングなどを行っても、自分に合った商品やサービスを返って判断しにくいという現象が起きています。
一方、テレアポの場合は1対1でじかに顧客の声を聞き、その反応に合わせて情報を提供することができます。声色などから商品やサービスへの関心が高い場合とそうでない場合とを察知し、臨機応変な対応をすることができます。

集中的にアポ数を増やせる

テレアポは1軒1軒に電話をかけてじっくりと話をするだけでなく、短時間に連絡を多くして集中的にアポ数を増やすこともできます。また、可・不可の判断など、返事をすぐその場でもらえるのも強みです。

インターネットに慣れない層には電話が有効である

特にインタ―ネットに慣れていない世代は、逆に言えば電話には慣れ親しんでいる世代です。特に高齢の方はネットになじみのない場合が多いので電話によるアプローチのほうが有効です。
そのためできれば企業はWebやSNSだけに頼らず、テレアポも行える体制を整えておくことで幅広い世代への顧客に対応できるようになります。

情報がありすぎて必要な情報がわからない人が多い

現在、インターネットには多大な量の情報があふれています。こうした情報過多の中で自分に本当に必要な商品やサービスを見つけだすことは返って困難になっています。
また、人は自分の興味あることだけを検索するため、情報に偏りが見られるケースもあります。
自分がこれまで積極的に知りたいと思わなかった情報であり、しかし聞いてみるともっと知りたくなるようなテレアポであるようなら、それは成果につながる可能性があります。

外部研修で成功率の高いテレアポが実現

テレアポは端から見れば時代遅れに思えるかもしれませんが、実際はそうではなく、また、使い方によっては十分に成果へとつなげられる可能性を秘めています。何よりもこの時代までしっかりと生き残っている根強さがあり、未だに有効な手段です。
ただ、テレアポの業務を行っていると、話し始めたとたん電話を切られたり、いつもすぐに断られたりと、なかなか結果が出ないように感じられることもあるのではないでしょうか。
しかし、そのような場合も、外部研修を受けることによってより成果につながりやすいテレアポができるようになります。
外部研修を通じて養われる実践的なテレアポのスキルは、社員の専門性を高め、将来的には会社にとっても利益をもたらすものとなるでしょう。

監修
ライフデザイン
パートナーズ
代表浅川 智仁氏
 
代表浅川 智仁

「売れない営業マンを無くしたい」96.7%の高い再現性を誇る営業研修を実施

会社員向けの能力開発プログラムの電話営業マン時代、入社からたった2年で3億円を売上げた実績を持つ浅川氏。現在はライフデザインパートナーズ株式会社を設立し、過去の経験を基にした再現性の高い営業研修を行っています

     

大手・中小企業に関わらず「また受けたい」と言わせる営業研修。受講した営業チームは、高級国産車店舗売上1位(※1)、3年後定着率0%から100%を達成(※2)するなど、多くの成果向上に貢献しています。

(※1)参照元:ライフデザインパートナーズ公式HP(https://www.life-design-partners.co.jp/voice/20180419-70/)
(※2)参照元:浅川智仁氏オフィシャル公式HPプロモーション動画より(https://www.asakawa-tomohito.jp/)